2015年6月27日 はたらくくるま/長~いものを持ち上げる!「クローラークレーン」
十勝岳の雪もほぼ溶けましたが、まだ肌寒い上富良野町。
こんにちは。
高橋建設のスタッフMです。
本日は久々の「はたらくくるま」をご紹介したいと思います。
さて、こちらのはたらくくるま。なんだかわかりますでしょうか?
とても長いブームのこの機械。
履帯(クローラー)と原動機を備えていて、不特定の場所へ自力移動して作業できる移動式クレーン、「クローラークレーン」のご紹介です。
運転席と後方部。
履帯(クローラー)も付いているのでバックホウに似ていますね。
どのような時に使用するかというと・・
現在建設中の「泉町南団地町営住宅新築工事」に写真の杭を使用するのですが、1本の長さが11mと12mの杭を持ち上げる時に大活躍するのが「クローラークレーン」です。
履帯(クローラー)が付いているので、軟弱地盤の上を長い杭を持ちながら自走で進むことが出来ます。
11mの杭と12mの杭を溶接で結合し、合計23mの杭にしていきます。
今回使用した「クローラークレーン」は最大吊り上げ荷重は50t。
ナンバーが取得できないため、公道では自走できません。
現場間の移動はトレーラー等に積載して運搬されます。
また、ブームの長さは最大で52m伸ばすことができます。
次回の「はたらくくるま」はこの杭に関わる機械をご紹介していきます。
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