2013年3月20日 高橋建設ではこんなことをやっています(3)
皆様こんにちは。
高橋建設のスタッフMです。
本州ではそろそろ桜が見頃の時期でしょうか。
上富良野町では今日も雪が舞っており、春はもう少し先のようです。
「高橋建設ではこんなことやってますシリーズ」の第三回目。
土木部では先日、富良野市山部にある勇振川の魚道の工事が完了しました。
「魚道」というのはあまり聞きなれない言葉だと思います。
ダムや堰などの障害物があると魚が上流へいけません。
そこで階段状の魚の通り道を作ってあげ、そこへ魚を誘導して上流へ導くものが「魚道」になります。
元々大型床固があるのですが、この落差では魚が上流へいくことができません。
流れている川の水を借り排水の道へ導いていきます。
これは6人がかりで半月の日数がかかる大変な作業になります。
魚道の型枠を作っていきます。
作った型枠の中にコンクリートを打設していきます。
打設後は型枠を外していきます。
ほぼ魚道のカタチが完成しました。
完成した魚道は落差がなくなり魚が上流へ登りやすくなりました。
北海道の大切な漁業資源をこれからも守り続けていきたいですね。
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